■ ヒンジのガタ
ThinkPad 530CSは、本体の右側奥、電源スイッチの横に小さなプッシュスイッチがあり、液晶カバーから出ている突起によって、このスイッチがON/OFFし、設定により例えばサスペンドとレジュームが自動的にできるようになっています。
ところが、私が中古で購入した530CSは、右側のヒンジにガタがあるため、カバーの右側奥が1mmほど浮いたままになり、そのためカバーの開閉と連動したON/OFFができないことがよくありました。購入以来、ずっと気になっていた点です。
そこで、きょうこのヒンジのガタを直すことにしました。
保守マニュアルを見ながら、ヒンジ部のトップカバーを外し、液晶カバーを本体から分離。
（あとで気がついたけど、ヒンジを直すだけなら本体から分離する必要はなかった(^_^;）
そして、ディスプレイ部のトップカバーを外すと、ヒンジ部分が見えるようになります。
青丸の部分を良くみたら、案の定、ヒンジを固定しているネジが緩んでいました。
さっそく、この２つのネジを締め直して、元どおりに組み立てれば完成。
・・・のはずだったのですが、組み立てて電源を入れると、液晶が映らないではありませんか。あちゃ〜(>_<)
再度、トップカバーを外して、電源を入れたままあちこち触ってみました。すると、液晶のコネクター部分で接触不良を起こしていたようです。コネクターを刺し直して固定すると映るようになりました。ホッ。
一瞬あせりましたが、無事修理完了。カバーがきっちり閉まるようになり、ディスプレーの開閉と連動してサスペンド・レジュームも確実にできるようになりました。（＾_＾）v
それにしても、分解して初めて実感しましたが、頑丈で緻密な造りですね、感心しました。
1999-10-29
