■ 親指シフト 番外 「パソコンで親指シフト！？」
知り合いの社長が、「Windowsのノートパソコンを買うので付き合ってくれないか」というので、きょう大須（名古屋）へ一緒に行ってきました。2時間ほどまわって、新品や中古を色々と物色したけど、なかなかこれというノートが決まらない。
そこで、喫茶店でひと息ついて世間話をしていたら、彼も筋金入りの親指シフターであることが判明。デザイン関連の業務にはMacを導入してスタッフに使ってもらっているが、自分はこれまでワープロ専用機のOASYSひとすじで仕事をしてきたとのこと。
そして、そろそろワープロからパソコンに乗り換えようと決心したものの、「パソコンには親指シフトのキーボードがないから、いまパソコン教室に通って苦労しながらローマ字入力しているんですわ」と、おっしゃるではありませんか。
なんと、彼はパソコンで親指シフトができることを、きょうのきょうまで知らなかったのです！ さっそく、パソコン用の親指シフトキーボードがあること、親指タイプのノートパソコンが売られていること、そして通常のJISキーボードでも、フリーウェアのソフトを入れて親指シフト化できることを話したら、彼はびっくり仰天していました。
百聞は一見にしかずと、カバンの中から親指化したThinkPad 535を取り出して見せたら、半信半疑ながらパチャパチャ打ち始めました。いきなりそれができるんだから、相当な親指使いです。で、彼は「そうだったんかぁ〜、こんな方法もあったのか〜！」と大感激。「今日はこれが一番の収穫だ！！」と大喜びでした。(^_^)
ThinkPad 535
お互い親指使いということが分かると、もう昔からの親友のよう。仲良くまたショップめぐりに出かけました。そうして、運良く格安で売っていた IBM ThinkPad 390 を発見。旧型ながら新品で値打ちなノートが買え、「これなら親指もバッチリだね！」と、うれしいハッピーエンドと相成りました。めでたしめでたし。(^_^)v
しかし、『今のパソコンでも親指シフトができる』ということは、もっともっと知られなければならないなぁ、とつくづく思った一日でした。
2000-01-15
