ThinkPad日記

■ キーボードライト　その2　4品比較

以前、暗闇の中でキーボードを照らす“キーボードライト”のことを書きましたが、その後、似たような製品を幾つか購入し試してみたので、ここでまとめて4種類ばかり紹介しておきます。テスト機は ThinkPad 535X です。

まずは乾電池を使用するタイプ2品です。

ナショナル 「フレキシブルライト BF-331P」 価格：標準価格1800円　(電池別・税別) 名古屋・大須にて1600円で購入。まぁまぁ。○ 電源：単3電池×2本 入手のラクな単3、電池寿命も長い。◎ 装着：クリップで何とか液晶枠部をはさみ固定することができるという感じ。 □ 光量：ちょうど良い明るさ。◎ 調整：フレキシブルケーブルのため自在に首が動いて明かりの位置決めも容易。◎ 結論：十分に使える。 ◎

TMC (豊光工業) 「クリップライト　DT-013」 価格：オープ価格？　(電池別・税別) 名古屋・大須にて1280円で購入。まぁまぁ。○ 電源：単4電池×2本 コンビニなら買えるかなぁ。○ 装着：クリップを無理やり広げて押し込んだら、ギリギリ付けることができた。△ 光量：明る過ぎる。キツイ。△ 調整：クリップの前に大きな本体があるため、キーボードの中央に焦点をあわせようとするとライトの本体で画面が隠れてしまう。フラット照明←→スポット照明の調光機能があるものの、これでは無意味。△ 結論：使えないと思ったが、レンズキャップを外してしまうと弱めの光が広範囲に広がることが判明。これがなかなか良い明るさ。装着しにくい、キャップを外すのが面倒といったところが欠点。○

次の2品は、USB端子から電源を得るタイプのもの。

ナショナル 「USBパソコンライト NN2300」 価格：オープン価格　(税別) 名古屋トップカメラにて3980円で購入。高い！△ 電源：USB供給 電池不要なのは便利だけど、ノートの電池を消費する。LEDを3個使用している。○ 装着：実にカンタン。ノート専用設計だけあってバッチリ。クリップの内側にはキズが付かないようにゴムも貼られている。 ◎ 光量：十二分。ちょっと明る過ぎる、広く照らし過ぎるかも。横に置いた名刺もくっきり読めてしまう。◎ 調整：自在に首振りできるので調整しやすいが、かなり光が広がるタイプなのであまり首振りする必要を感じなかったりする。◎ 結論：快適に使える。 ◎

吉野電装 「USBライトキット」 価格：標準価格(？) 590円　(送料別) 吉野電装から直接通販にて購入。安い！◎ 電源：USB供給 左と同じく電池不要なれど、ノートの電池は消費する。LED2個使用。あくまでキット。○ 装着：ノートに固定する物がないので、事務用の大きなクリップで、写真のように固定してみた。イマイチかなぁ。△ 光量：う〜ん、ちょっと光量不足か。しかもLEDがスポット照明型のようで照らす範囲が狭すぎる。△ 調整：角度を調節する機能がもともとないので難しい。ケーブルが太めなのでかろうじて自立している感じ。やっかい。△ 結論：使えないと思ったが、LEDにスコッチテープを貼ってみたところ、光が拡散するようになり、暗闇なら何とか使えるレベルになった。 □

以上のように、四者四様になりましたが、いま一つこれだ！という感じの物はなかったです。

一番良かったのは、やはり専用品のナショナル製パソコンライトですが、値段が3980円と高い（最近は2000円前後で売っているところもあるらしいが品薄のようで見たことがない）し、周囲を照らし過ぎという感じを受けました。

そうしてみると、最初からずっと使っているナショナル製のフレキシブルライトが、値段も手頃でノートのバッテリ消費も気にならない電池駆動タイプなので、けっこう実用的で良いなぁと思います。

2001-08-03追記
★私が店長をやっている通販ショップ「ShopU」でも扱っています。ぜひ！

吉野電装のUSBライトキットは、もうほんの少しだけ光量のあるLEDを使ってくれたら、かなり良くなりそうで非常に惜しい気がしました。LED部だけ取り替えてみようかなぁ、なんて思っています。（そんな暇ないけどね）

実は、もう一つレポートしたかったライトがあったのですが、今回は購入するタイミングがなく、見送りとなりました。また時間ができたら同様に試してみます。

久々の更新でした。(^_^;

2001-07-29