ThinkPad日記

■ 535XでWin95

先日、ThinkPad 535X の Windows98 上で、Windows Update を行っていたところ、なぜかアップデートに失敗し、まったく起動できなくなってしまいました。

Safe mode (F8キー)でも起動できない重症だったため、しかたなくOSをクリーンインストールすることにしました。

スケジュールなどの大切なデータは、写真のようにデスクトップ機に2.5インチ変換コネクタを使って ThinkPad 535X のハードディスクを接続しバックアップ。その後、HDを初期化してOSをインストールするという手順です。



が、ここで「Win95のほうが軽快で良いかも」と思い、軽い気持ちでWindows95を入れることにしました。しかし、このちょっとした思いつきのために、丸一日、ドツボにはまることになりました。(^_^;

ThinkPad 535X にWindows95をインストールする場合、Windows95がPCカード等の新しい仕様に対応していなかった部分があるので、そのための修正を加えながらインストールする必要があります。

つまり、ThinkPad 535X でWindows95を使う場合、CardBusドライバのサポートやPCMCIAドライバの修正等を行わなければ、PCカードソケットが使えないということです。このことは、IBMのホームページにも情報が載っていないようです(?)。

そこで、いろいろ調べて以下のような他機種用の修正ファイルをダウンロードし「修正ファイルディスケット II」というものを作って、試してみました。

●IBM ThinkPad 560X/560Z/380X/380XD/385XD/380Z Windows 95 修正ファイル ディスケット II V1.02
 ftp://ftp.ibm.co.jp/pub/pccsvc/thinkpad/ifo102/

しかし、これでインストール作業やパッチ当て等をあれこれやってみたのですが、結局、PCカードソケットを正常に機能させることができず、Windows95を使うことを断念。しかたなく、以前のようにWin98をインストールしたのでした。(^_^;

というわけで、週末を費やした「535XでWin95」は徒労に終わりました。無念。

2001-02-19