■ CPUの発熱防止ソフト
ThinkPad 530CS を使っていると、アームレストの部分が徐々に暖かくなってきます。電源を入れっぱなしで長時間使い続けていると、アームレストが熱くなり、キートップの隙間から熱気を感じるほどになってきます。(^_^;
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CPUの発熱が相当高いようで、本体の底面を触るとかなりの高熱になっています。冬なら指も暖まるし、膝の上に載せて使えば、暖房代わりにちょうど良いかも知れません。でも、暑いこの季節、さすがに気になります。
そこで、いろいろ調べていたら、CPUの発熱を抑えるソフトが幾つかあるということを知り、さっそくインターネットでダウンロードしインストールしてみました。
私が入れたのは、「Rain」というフリーウェアです。
●入手先 The Brotherhood of The CPU (http://cpu.simplenet.com/)
※トップページから General → Downloads → rain10.zip の順でクリックしてダウンロードできます。
※上記ホームページがいつの間にかなくなっていました。(^_^;
Yahoo! USAなどで「rain10.zip」を検索すれば下のようなサイトで公開されているものが見つけられると思います。
●Wayne's Home Page - rain10.zip
●Tweakpc.cm ; Cpu
英文のドキュメントによると、「Rain」は Overclockers のために開発されたもので、CPUのアイドリング状態でHLTコマンドを発行して、負荷がない時は部分的にCPUをサスペンドモードにするものとのこと。
同じホームページに、同様の効果がある「Waterfall Pro」(waterfallpro.zip) というソフトもありましたが、ファイルサイズが944KBと大きかった上に、「まずRainをおすすめする」という表現があったので、Rainのほうを使うことにしました。
インストール方法は、ダウンロードした rain10.zip を LHUT32 などの解凍ツールを使って適当なディレクトリに解凍して、その中にあるinstall.exeファイルをダブルクリックして実行させるだけ。自動的にスタートメニューとスタートアップに登録されます。
常駐してタスクバーに現れるRainのアイコン
で、使用感ですが、確かな効果があります。半信半疑だったけど、本当にCPUの発熱が少なくなり、ThinkPad 530CS のアームレストは、ほのかに暖かくなる程度。本体の底面も「熱い」という状態ではなく「暖かい」レベルぐらいで落ち着いています。
これだけCPUの発熱を抑えるということは、バッテリーで運用する時間も伸びるのではないかと期待が出てきます。私の530CSは、中古で購入した物だけに、バッテリーがかなりヘタっており、バッテリー運用の場合、これまで45分程度しか持ちませんでした。
ところが、Rainを入れて使ってみると、1時間半ぐらいはバッテリーで動くようになりました。なんと2倍です！＼(^o^)／
バッテリーだけは新品に買い替えようかな、と思っていたけど、これならまだまだ使えます。こんなに効果があるとは思わなかったぁ。(^o^)v
1999-09-08
2000-09-27 リンク追加
