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自己変革の裏技
■ 番外 「霊的現象を受けとめる術」
以下は、ある方からのメールに返事として私が書いたものの一部です。
参考になればと思い公開します。
------------- ここから引用 -------------
＞ さて今日は色々な宗教を渡り歩いてきた、STARTさまにお伺いしたいことがあ
＞ります。
＞
＞（略）
＞
＞はっきり言って、家相，霊障，生き霊など自分自身で感じることも、どうする
＞こともできないことが今回出てきて、本当か嘘かも判らず当惑しています。も
＞し何か判ればお願いします。
（略）
私が思うのは、まず、やはりそうした家相や霊障、生き霊といった事柄は、
あくまでひとつの『方便』として受け流すようにし、振り回されないことが重
要だと思います。否定する必要はないですが、言うなりになったら、自分とい
うものがなくなったら（知性・理性がなくなったらと言えるかも）、深みには
まります。どんどんやられます。
霊的な治療（例えばお告げや浄霊など）では、どこまでやっても問題の「根
本解決」にはなりません。いくら浄霊をしてキレイになったとしても、もとの
心が変わらなければ、すぐにまた憑依されてしまいます。私はイヤというほど
それを味わいました。
普通のお告げや浄霊に意味がある、役割があるとするならば、その霊が取れ
たとかいう具体的な効果ではなく、そうした霊的体験を通して“自分自身がい
ったい何を学ばなければいけないか”という、考える機会を与えてくれている
ということだと思います。いわば“真理へのきっかけ”です。
『方便』とは、真実のことを教えるために、ある段階までとりあえず導く手
段のことを言います。仮に用意した便宜上のもの、という意味です。
だから、最も賢いとらえ方は、○○さんがその非日常的な霊的体験（家相・
霊障・生き霊などの話や現象）の中から、その奥にあるものを見つめ、「いま
自分はいったい何を学ぶべきなのか」ということを考え、見抜こうとすること
だと思います。
私の経験した例で言えば、ある霊媒師の方のところへ通った時は、素直にな
ること、信じること、忍耐強くあること、そして霊の世界があること。そうし
たことが大切であるということを知らされました。しかし、こうしたことは、
実は当たり前の真理でもあります。分かりますでしょうか？ 実感の学びとい
うようなものです。
細かなお告げや現象は数限りなく、また果てし無く出てきて延々と続きまし
た。そんな日々を過ごしている中で、ある時「あぁ、これは方便なのだ。自分
で何かをここから学ばない限り、いつまでもこの訳がわからない状態が繰り返
し続くのだ」と気がつきました。
神様は、時々、そうやって、大切なことを『方便』を使って教える時がある、
と思うのです。
（略）
1998-06-15
------------- ここまで引用 -------------
今回の教訓：方便は方便として、しっかり学びませう。(＾＾;
1998-06-16
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