■ ファイラーでの結合処理
1998年03月15日（日）
INTERTopで、ファイラーはこれまでＦＤを使っていました。Windows95のDOS窓でもＦＤを使っています。
ＦＤは有名なファイラーで大変使いやすいのですが、ただ一つだけ不満がありました。それは、ファイルとファイルを結合（連結）する機能がないことです。
例えば、テキストファイルを別のディレクトリにコピーしたい場合、複写先に同名のファイルがあった場合に、「上書き」や「最新をコピー」ではなく、「連結」をしたい時があるのです。
（もちろん、コマンドラインから、TYPE F:\ABC.TXT >> C:\ABC.TXT などとすればできますが、こんな手間なことはやってられないので）
INTERTopを使う前は、ＯＡＳＹＳポケットでＤＯＳを使っていたわけですが、その時は自作のファイラーＦＸを使っていました。
ＦＸでは、複写や移動処理の場合に処理先に同名のファイルがあると、その場面で「上書」「中止」「結合」が選択できるようにしていました。
ところが、なぜか他のファイラーにはこの結合機能がなくて、最近はファイルとファイルの結合は、面倒と思いながらもエディターのＶＺを使って、複数のファイルを開きコピー＆ペーストで処理していました。
またＦＸには、結合専用のコマンドも設け、複数のファイルをスペースキーでマーキングしてからＡキー（結合）を押すと、選択したファイルを連結し、任意のファイル名として保存、元のファイルは削除することもできるようにもしていました。
先日、同じような不満を持つＦＸユーザーの方からメールが届き、情報交換していましたが、どうやらＦＳというファイラーがＦＸに似た結合機能を持つことを知り、きょうさっそくダウンロードして試してみました。
入手先
Nifty-Serve FGALTLBフォーラム 6番ライブラリー
1478番 NBB03512 96/04/04 211476 B FS338V .LZH FS Ver3.38 Final /DOSV
ＦＳは２ウインドー形式のファイラーで、ＦＤ同様昔から広く使われているファイラーでした。INTERTopに入れて使ってみたところ、ＦＸのように複写・移動の同名時に結合するということはできないのですが、ＦＸと同様に、複数のファイルをマーキングして連結するファイル結合機能（Ｆコマンド）は搭載されていました。
結合したファイルの保存先に別ウインドウが指定できるため、結果的にＦＸの複写時の結合と同様の処理ができるということが分かりました。
そこで、さっそく表示カラーのカスタマイズや環境設定を行い、INTERTopでもＦＳを使えるようにしてみました。
すでに使い慣れてしまっているＦＤと、初めて使うＦＳは操作キーが若干違うため、ちょっととまどいがありますが、念願の結合処理ができるので、ＦＳをしばらくメインで使うようにして慣れるようにしたいと思います。
ファイラーFSの画面（Windows95のDOS窓より）
