INTERTop日記

■ ＶＯＸ！？

1997年07月18日（金） 21:23

　仕事、何とか峠を越えました。（恒例徹夜数知れず、ふう〜）

　で、最近、また新しいプログラムを作り始めています。(←懲りない私）

　しかし、これが、また自信作なんです。

　えっへん！　（￣＾￣）
　　　　　　　＜　＿　＞
　　　　　　　／／　＼＼　（←ぬけぬけと天狗図絵）

　構想、はるか１年。開発、わずか１週間。
　仕上げ、これから１カ月？　・・・なはは。(^^;

　名前、決めました、「ＶＯＸ」。

　そう、自作メモソフトＢＯＸの生まれ変わりです。
　新しいコンセプトでＤＯＳ／Ｖワールドに転生する新バージョン。発想が根っこから違うので、別の名前にするんだぁ〜。

　うっしっし、うっほほ〜、うっぷぷ〜！（←もはや完全ビョ〜キ言語）

　　　◇　　　　　　◇

　INTERTop購入以来、すぐにＢＯＸを入れて、これをアイデアメモやメール、電話帳代わりに使って来ました。

　快適？　確かに、ポケ３の時より画面が広いので、見通しは良くなりました。カーソルも高速に動くし、セル内容の表示も見違えるほど早い・・・。

　しかし、しかしです。
　それでも、毎日触っていると、ＢＯＸ、「あれ？　なんか違うなぁ〜？」、「イメージしていた感覚と違うぞ？」、「う〜ん、どうも歯がゆいではないか？」「く、くるしい〜！」という思いがします。段々そう思うようになってきました。

　そこで、これは一体何だ？　どうしてそう思うんだろう？　と自問自答してみました。その結果、気がついたことなど。

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　良く考えてみたら、私はこれまで手帳を併用していました。手帳というより、ポケ３（またはほとんどＯＡＳＹＳ(DOS)）で管理しているスケジュールデータを、毎朝プリントアウトし、その「紙」を手帳に入れて使っていたのです。

　ところが、INTERTopを使いだしたら、印刷しなくなっていたんです。いつの間にか！　自分でもまったく意外でした。ついこの間まで、スケジュール管理は手帳とパソコン利用の併用がベストだ、と言っていたばかりなのに。(^^;

　これは、たぶん、液晶画面がポケ３より広いこと。ソフトの動きが軽快なこと。乾電池を使わなくなったこと。そして、タッチペンでの手書きメモなどなど。
　そんなあたりに予想以上の、実用的な心地よさを感じたからだと思います。

　人によって、手帳の予定表から電子のスケジューラーに「主」が移行しようとする、一線を越えさせる要素というのは、いろいろあると思います。

　私個人のスケジューリングにおいては、ついに「電子のマルチな便利さ」が「手帳の即応性の便利さ」に勝った、という気がします。それをやれたのが、ポケ３ではなく、Ａ５のインタートップだったというのが、何というか、まこと皮肉な現象ではあるんですが・・・。

　といっても、これはあくまでデータ的なものの扱いだけの話で、サブの携帯ツールとして超整理手帳はあいかわらず活躍しています。いつもINTERTopだけで済ませられるはずはなく、手帳にバインドしているすべてのものがまさかINTERTopに収納できるわけでもなし。ですから。

　で、何が言いたいかというと、今回初めて、スケジューリングを電子機器だけで行う人間になったわけですが、そういうスタイルになって初めて、

　『もっともっと！　ストレスなくテキストを操れるソフトが欲しい！！』

　という思いが強烈になってきた。よってＶＯＸの開発に目が向いた、ということです。

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　前作のＢＯＸは、テキストを「特定の場所」に配置することにより、アウトラインプロセッサのように、テキスト同志の関連づけ、分類・順位づけなどを行うことができます。
　しかし、ＢＯＸはそれを『独立した１つの面だけ』で行っていました。

　表計算のような１枚のセルシートをイメージしたソフトなので、当然なんだけど、「平面思考」とでもいうのか、面の世界でメモを展開したり配置したりすることを想定したソフトになっているからです。

　その一方で、同類のメモソフトＴＸを見てみると、階層構造を意識して作っただけに、膨大なテキストファイルをこれひとつで整理している、または整理したいというユーザーの方が何人かいることを、最近、知りました。

　そんなこんなで(^^;、やはり、問題意識というか、当たり前の話なんですが、自分自身で「必要」を感じないと、具現化は進みませんね。
　求めていた機能・イメージを実現するものがすでにＴＸに見えていた『多次元リンク構造』（？）みたいなものだった、ということに気がついたわけです。

　ここまで来て、ようやく、１年前から試作を重ねていたソフト（超発想＆整理支援プログラム）の課題に気がつき、やっと自分なりの方向性がいろいろ見えてきました。

　そして、さらに約１週間。徹夜続きの仕事のその合間の気分転換のとき(^^;に、（よりによってそういう厳しい時に限ってアイデア出たりするんですよね）あれこれ試行錯誤して、昨晩、ほぼ形が見えてきた、という次第です。

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　・・・こういうハイな心境の時って、誰かに聞いて欲しくてたまらなくなるんです。でも、まともに聞いてくれる人、身近にいません。

（そりゃぁ、いないぜ、あんた）

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　このくらい書いておけば、ＶＯＸ、いくらなんでも仕上げるだろう。＞自分