試作レポート（11）

■AC-USBアダプターをマイクロUSBコネクタ出力に改造

USBを電源とする機器が増えたため、USB出力のACアダプターも、本当によく使うようになった。



先日ShopUに入荷したこのACアダプターも、そんなUSB出力のACアダプターだったが、
珍しくDockコネクタのケーブル付きという仕様だった。



Dockコネクタは昔のiPhoneやiPadに使われていたコネクタなので、最近ではあまり使う機会が少ない。

ということで、このDockコネクタを取り外し、スマホの充電などに良く使うマイクロUSBのコネクタに取り替えることにした。



まずは、Dockコネクタ部分を分解。先の細いマイナスドライバーでこじ開けていく・・・。



コネクタ部分を拡大してみると、ピンは4つしか使っていないみたい。



コネクタとコードの半田付け部分は、ホットボンドのようなもので固めてあった。これは上手に取り外したいところ。



そういえば、塗装乾燥のために買ったヒートガンがあったな…。

これで熱風を当ててみたら、あっと言う間にホットボンドが溶けて流れた。

おお〜とちょっと感動して眺めていたら、その次の瞬間には、
なんとハンダも溶けて、上の写真のようにきれいに取り外せた。

ヒートガンの威力はすさまじい。



Dockコネクタのケーブルのピンアサインを調べたら、こんな感じになっていた。



マイクロUSB側のピンアサイン。

(1)に緑色のコード（5Vプラス）、(3)に青色コード（GND）をハンダ付け。



他の余った2本はセロテープで絶縁。



マイクロUSBコネクタにジャッストフィット、ぴったり納まる！



出来上がり、完成。



マイクロUSBコネクタは小さいが、Dockコネクタより少し厚い。
写真のようにちょっとでっぱるが、これならまずまず使える、なかなか良い感じ。



スマホの充電ＯＫ！

これでスマホを充電しながら、もうひとつのUSBポートで他のUSBグッズも使える。

便利便利。(^_^)v

2015-07-30