夢中レポート

■ 親指シフト(31)　Majestouch MINILA 68キー日本語カナなし で親指シフト

フィルム状のメンブレンスイッチを使ったキーボードは、改造がとても難しく、気軽に手を出すわけにはいかない。

その点、昔ながらのメカニカルのキースイッチを使ったキーボードなら、スイッチが独立しているため、
スイッチを移動させることで配列を調節したり、回路の変更についても配線をハンダ付けすれば良く、
比較的まだ手を出しやすい。

ところが、そうしたメカニカルキーボードは、大柄なサイズのものが多く、
キー数を絞り込んだミニタイプのものとなると、極端に少ない。



これまで、CHERRY MINI のような英語キーボードなら、稀に製品化され販売されたが、なぜか日本語配列版は見たことがない。

これが日本語配列で、変換キーや無変換キーも付いていたら、親指シフト化も楽にできるだろうに・・・、
なんて、何度、考えたことだろう。


しかし、しかし、ついに、HHKBスタイルのメカニカルキーボードの日本語配列版が、FILCOブランドで登場する。
今月末（2013年2月27日）発売予定の Majestouch MINILA 68キー日本語カナなしシリーズだ。

英語配列版と同時に、日本語配列版が新製品として出てくる。



さすがダイヤテックさん、茶軸、赤軸、青軸、黒軸の４バリエーションで、ディップスイッチによりキーの入れ換え機能もあるとのこと。

スペースバーが短いので、親指シフト化は容易かも、

と思ったのだが・・・、実は、このキーボード、ひと味ちがった工夫がしてあった。


Majestouch MINILAシリーズ は、スペースバーの両隣にFnキーを配置した「ダブル親指Fnキーボード」という。



ということは、スペースバーの隣には、無変換キーや変換キーがないということ。

親指で押しやすいようにスペースバーの両隣にFnキーを持ってきたというのは、
なるほど良いアイデアと思うが、親指シフト化にとってはイヤな予感が・・・。

というのも、Fnキーは他のキーと同時打鍵することで、出力キーコードを変えるというそのキーボード固有の特殊キー。
なので、パソコン側からこのキーの存在は認識することができないと思う、たぶん。

だから、親指シフト化のためにエミュレーションソフト等を使っても親指シフト化の設定ができない、やっかいなキーになりそうだ。

う〜〜〜ん、できれば、ハード的な工作は最小限にしたいのだが・・・。


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まぁ、どうせ手を加えるなら、↓こんなキーボードに仕上げてみたい。




こんなのできたら、もうNexus7につないで、親指シフト、打ちまくるぞ！ (^O^)



ともかく、発売日が待ち遠しい。

2013-02-07