夢中レポート

■ 親指シフト(28)　PFU Happy Hacking KeyBoard Professional JP で親指シフト　その2

どんなに早い高速打鍵にも追随し、複数キーの同時押しにも対応する、
国産最高峰といえる静電容量無接点方式のキースイッチ。

そして、フルキーボードと同じキーピッチ19.05mmのまま、
A4サイズのジャスト1/2という、超コンパクト＆シンプルなカタチ。

それが、ついに日本語キーボードとして製品化された。



このキーボードで、快適に親指シフト入力できるなら、マジでカバンに入れて持ち歩きたい。

会社のデスクに着いたら、PCにUSB接続。
家に帰ったら、NetBookとかにUSB接続。

移動時も、流行りの携帯機器にUSB接続。
ポメラの親指シフト版を気取る、
まさに使い慣れた万年筆、マイキーボードになる。


これほど、親指シフト化のベースとして、おもしろい素材はない。

だから、本当は、 Happy Hacking KeyBoard Professional JP が 発売されたら、↓こんなキーボードに仕上げてみたいなぁ〜

と、HHKB PRO JPの発表時からキーの配列画像を加工したりし、夢想していたのだ。



というのも、HHKB PRO JPのキー配列図を眺めてみると、下の図のように、たぶんスペースキーの中心に軸があるのだろう、



そして、無変換キーと変換キーとの軸の間隔、その左にあるALTキー、右にあるKANAキーの関係が、ちょうど良い感じに見えたのだ。



つまり、◇（Windows）キーは使わないので、ALTキーをひとつ左に移動させ、無変換キーの代わりに大きなスペースキーを置く。
スペースキーの軸には小さなキートップを入れ、右の変換キーの軸にも大きなスペースキーをぶち込む。

そうすれば、キートップを交換するだけで、冒頭の夢想形を実現できる！
と喜んでいた・・・。

ところが、現実は厳しかった。
確かに、図面上はキートップを交換するだけで、可能のはずだった。

しかし、実際に試してみたところ、立体的な考察が足らなかった。

各キーの軸の周辺が飛び出た形状になっているため、どうしても上手くセットできなかった。orz


↑↑クリックで拡大表示↑↑

で、キートップだけの交換で出来た実用形は、上の写真の通り。

HHKB Professionalシリーズの交換用キートップセットから、 適当なキートップを3つ使った。


それにしても、あまりにも、夢想形にほど遠い。

飛び出た黒い軸が、実にみっともない・・・


↑↑クリックで拡大表示↑↑

我慢がならず、結局、キーボード本体を開封。
その黒い軸を抜き去り、白い厚紙をハサミでちょきちょき整えて、両面テープでフタをした。


キートップを激しく加工したり、完全に自作したりすれば、もっともっと夢想形に近づけるかも、
と思うが、そこまでやる時間とお金が・・・。

理想と現実のギャップって、いつも予想以上にあるなぁ〜。

2008-11-15